1.『英語上達のためのちょっとした5つのコツ』
●ポイント1.やる気
「英語できるようになったらいいよなぁ・・・よし!勉強しよう!!」
と決意するものの、数日もしてみると全くやる気を失っている自分に気づく事って多いですよね。
それも1度や2度でなく、同じことを何度も何度も繰り返してしまう。末期になると、自己嫌悪に陥ってしまって、終いにはなにもやらなくなってしまう事もあります。
でもこれって、実は当たり前のことなんです。
たとえば、「これから3ヶ月の間、1日2時間毎日早足でウォーキングをして下さい」と言われたとします。
こんなこと突然言われても、しっかり3ヶ月継続できる人はまずいません。途中で辞めてしまうどころか、
なんだかんだと理由をつけては、やり始めないことのほうが多いかもしれません。
でも、「1日2時間毎日早足でウォーキングをしないと、あなたは3ヶ月後に病で死にますよ」と言われたとしたらどうでしょう。
今までやる気ゼロだった人も、にわかにやる気が湧いてきて、3ヶ月もの間必死になって2時間のウォーキングをやり遂げていることと思います。
そうです。これと同じで英語も三日坊主にならずに継続するためには、明確な目的意識や到達目標が必要になります。
いくら英語ができるようになりたいと言っても、目的や目標がなければ三日坊主になるのは当たり前です。
英語が短期間でメキメキ伸びる人ほど、この目標や目的が「いついつまでに、これこれこういう事がしたい!」というのが本当に具体的です。
あなたには、明確な目的や目標を持っていますか?もしも、なぜ自分は英語ができるようになりたいんだろう?と疑問に思ったのなら、ここで一度自分の心と向き合ってみるのもいいでしょう。
明確な目的や目標を持っていれば、必ず継続のためのあなたの力になってくれます。
●ポイント2.暗記
暗記と聞いてあまり良い思い出はないかもしれません。受験や資格試験などつらかったイメージがあるからでしょうか。
誰もが覚えている挨拶のフレーズ。
「How are you?」
「I am
fine thank you.」
これだって暗記しているから返事ができるのであって、覚えていなければ簡単な挨拶さえ出来ませんよね。
このように良く使ういろいろな単語・熟語をなど覚えておけばとても役に立ちます。役に立つどころか実際にバンバン使えます。
受験や資格試験のための暗記は終わってしまえばそれまでですが、英語の暗記は、あなたの英語人生にとってこの先一生役に立ちます。
だから、あまり良いイメージを持ってはいないとしても、暗記をばかにはしないでください。
●ポイント3.根気
あなたは1日どのくらい英語に接していますか?30分?45分?・・・なかなかいいところです。
仮に1日1時間、365日がんばると365時間になります。10年続けると3650時間です。
3650時間を期間になおすと、何ヶ月、何年になると思いますか?
約5ヶ月です。
驚くことに1日1時間の英語勉強を10年続けたとしても、海外生活と比較すると約5ヶ月分にしかな
らないのです。
それが、週に一度英会話スクールに通って2時間の授業を受けるだけで宿題もやらず、ただそのときだけ英語を話すことを1年間続けたしても、いったいどれだけのものでしょうか?
海外生活と比較すると約5日分にしかなりません。
今英会話スクールに週1で通っているとしたら、この5日分に、
いったいいくらの投資をしていますか。
しかし、毎日60分の勉強を1年続けることができたら、その根気たるや素晴らしいです。必ず目的の英語力に近づいていきます。英語上達には、とても時間がかかります。
「え〜短時間になんとかなる方法はないの」と思いましたか?
もしも「2週間飲むだけで痩せるダイエット法」と「6ヶ月間1時間のウォーキングで痩せるダイエット法」があったら、飲むだけで痩せるダイエット法、それもたったの
2週間のほうを選びたい気持ちはよくわかります。
人間できることなら楽をしたい生き物ですからね。
でも、本気で英語上達を考えているあなたには、ごまかすことなく伝えたい。
認めたくはないかもしれないけど残念ながら英語は、亀のごとく一歩ずつ・・・数ヶ月、数年後にようやく輝かしいゴールが見えてきます。
「継続は力なり」。これが英語上達の現実です。
でも裏をかえせば、継続していくことで必ず成果がでるということです。
●ポイント4.度胸
たとえ英語上級者でも、初めての人と話すときには、やはり最初の一言を発するまでは度胸がいります。だからまして英語に自信がない場合、伝えたいタイミングを逃してしまうのです。
あなたが電車で外国人の足をふんでしまったとしましょう。
目が合った瞬間、あなたはこういいます。
「Excuse me.」 (あっ、しまった・・・。おなじ「すみません」でも意味が違うじゃん!)
ここでもう1度「I'm sorry.」と言い直す度胸ありますか?
ちょっと痛そうな顔をしているその人に「I'm
very sorry.」と言い直せたらいやな思いをさせずにすんだかもしれないのに・・・。
海外で目的地へいくのにバスがいいのか電車がいいのかわからない場合、英語が多少だめでも、
「 I would like to go HOTEL. Which・・・ a bus or
train?」
少し乱暴ですが、聞く勇気、度胸があればなんとかなりそうです。
そこで度胸がなくて自分で判断して大変な目に遭ってしまう。良くあることです。
正確かどうかなんて別にいいんです。それよりも度胸。時にはこちらのほうがとても大切です。
日本人は留学しても何故か日本人同士だけで群れてしまい、結局なんにも身にならないことが本当に多い。せっかく高いお金と、貴重な時間を使って留学しているのに、もったいないです
。
いくら英語が出来るようになったとしても、話し出す勇気がなければなんにもなりません。
●ポイント5.慣れ
こんな経験はありませんか。
好きな英語の曲を、何度も何度も繰り返し聴いているうちに、「最初は全然分らなかった英語の歌詞を一部分だけでも聞き取ることができた」とか、「英語のフレーズを覚えてしまって、知らず知らずのうちに口ずさんでいた」とか。
例えば日本人同士でも、初めて話す知人と、付き合いの長い友人がいるとしたら、同じことを話したとしても、付き合いの長い友人のほうが話しがわかりやすいはずです。これはその人の話し方のくせが感覚的にわかっているからなんでしょうね。
英語の場合でも同じことが言えます。英会話スクールに通っているかたであれば、同じ会話内容でも、なんとなく話がわかる外国人講師と、全く同じ英語のはずなのに聞き取りにくい講師がいるのではないでしょうか。
聞きなれた音や表現などはやはり理解しやすいのです。まさに「習うより慣れろ」ですね。積極的に色々な英語に触れて慣れることも重要です。
次は、ポイントその2『英語学習法の陥りやすいワナ』です。
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