3.『あなたに足りないものってなんだろう』
なかなか英語が上達しないという方、今あなたは英語の環境に身を置いていますか?
ここでいう環境とは週に1、2度スクールに通っているという程度のものではありません。
毎日かかさず英語のテープやCDを聞き、暇があれば単語帳を開く。興味がわく英語のホームページをみたり、外国人とメールするために英文を書いたり。映画やDVDを観れば、字幕だけでなく意識して英語にも耳を傾けてみる。
これくらいドップリと英語漬けな状態にすることです。どうでしょうか?
長いこと海外にいると知らないうちに英語ができるようになります。それは、嫌でも毎日英語を使わなければならない環境に身を置くことになるからです。
今
「小学校の時のクラスメイトの名前を言ってください」とお願いしたら、あの当時はスラスラ言えたクラスメイトの名前も、今ではスラスラいえないと思います。頻繁に
名前を呼んだり、顔を思い出したりする機会がなければ忘れてしまうのが当たり前ですよね。
それと同じように、英語だって使わなければどんどん忘れてしまいます。日本にいる分には普段使う必要性がない英語となれば忘れる速さは恐ろしいほどです。
だからこそ、毎日意識的に英語漬けの環境を作って、継続していくことが上達への近道になります。
でも、私もそうですが「毎日コツコツと継続していくことが大切」だとは分っていても、それがなかなかできないんですよね。
夏が近づくと、たとえ短期間でも必死でダイエットをする人が増えます。それは「恥ずかしい思いをしたくない」とか「好きなあの人の目に少しでも良くうつりたい」といった明確な目的が
、とてつもない原動力になるからこその頑張りですよね。
英語の勉強も同じことがいえます。
もしもあなたが、かなり明確な目的や目標を持っているとしたら、それは継続の大きな助けになります。
ただ、いくら目的や目標があってもくじけたり、途中で投げ出してしまうこともありますよね。
実は継続するうえで重要なことがあります。
それはなにかというとmust的な環境に身を置くこと。もう少し詳しく説明しますね。
もしも今あなたが高校進学を控える中学3年生で、どうしても本気で甲子園に行きたいとしましょう。あなたならどうしますか?
きっと、有名な監督がいる甲子園出場の常連高校へ進学して野球部に入り、ひたすら練習に打ち込まざるを得ない環境に身を置くことを選択すると思います。
練習は大変なもので途中で辞めたくなることもあるでしょう。
でも、残念ながら簡単にはズル休みもできないですし、同じ目的を持った似たようなレベルの仲間達と切磋琢磨し、ときにはお互い励ましあいながらなんとか練習をこなしていくうちに甲子園出場というゴールにたどり着くことができます。
こんなmust(〜なければならい)的な環境に身を置くことができればしめたものです。
特に英語は、自分ひとりで成り立つものではなく、相手とのコミュニケーションが必要となるため自分ひとりだけで上達するのはなかなか難しいものです。
もしもあなたが、「いつも途中でくじけてしまう」「どうも上達をあまり感じられない」というのであれば、あなたに足りないのは勉強方法や努力ではなく”英語環境へのアプローチの仕方”に間違いがあるかのもしれません。
最後は『今までの総まとめ』です。
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